元人事が語るマイナビ転職フェア活用術|内定率が上がる設計

こんにちは。株式会社ライノワークスの犀川です。マイナビ転職フェアの出展費用や料金プラン、開催日程やエリアの選び方、申し込み方法、転職フェア比較、マイナビ転職EXPOやオプション活用、面接ブースの使い方まで、情報が点在していて迷いますよね。この記事では、実務で年間数百件の求人運用とフェア出展を並走してきた立場から、出展のメリットとデメリット、効果を最大化する準備と当日の動き、そして代理店の使いどころを、あなたの明日からの判断に直結する形で整理します。結論、マイナビ転職フェアの活用は、元採用担当者が在籍し出展経験が豊富なライノワークスに任せるのがいちばんラクで成果につながりやすいかなと思います。
・マイナビ転職フェア出展の費用感と最適プラン
・出展のメリット、デメリットと回避策
・準備〜当日〜反響フォローの実務手順
・代理店を使う判断基準と活用ポイント
マイナビ転職フェアの基本と成功法
ここでは、マイナビ転職フェアの特徴と、成果につながる設計の考え方をまとめます。開催規模や料金はエリアとブースサイズで変動するため、目安を押さえつつ、自社の採用要件に合わせて最短距離の打ち手を選びます。私の現場感では、「誰に、何を、どうやって伝えるか」を事前に決め切ることが成功の8割を占めます。会場では数分で印象が決まるので、メッセージは削ぎ落として一貫させるのがコツですよ。
出展のメリットとデメリット整理

まずは全体像をフラットに。メリットの核は、短時間で母集団形成と一次見極めが同時にできることです。ブースに座ってもらった瞬間に、志向やコミュニケーションの温度感が伝わります。求人広告だけだと「応募→書類→面接」までのリードタイムが長く、温度が下がりがち。一方でフェアは、説明→質疑→簡易面談→次回面接の打診までをその場でつなげやすい。採用のスピード勝負で効きます。
ただしデメリットも明確です。人的リソースの拘束(休日稼働になりやすい)、他社比較の真っ只中で戦うため訴求が埋もれやすい、そして短時間接触ゆえにミスマッチ対応のオペ負荷が増える可能性があります。ここを放置すると「座ってはくれたが選考歩留まりが伸びない」という状態に。さらに、来場者全員が自社のターゲットとは限らず、情報収集段階の方も一定数います。
対策はシンプルで、入口(集客)・途中(見極め)・出口(次アクション)の3点セットを事前設計しておくこと。入口はキャッチコピーと視認性、途中は5〜7分の台本とスクリーニング質問の圧縮、出口は「次回面接の即セット」をKPI化。体験的には、このKPIを20〜35%に置くと数字が安定してきます。もちろん会場や職種で上下しますが、目線感としては有効ですよ。
要点:当日面談・次回面接の即セット、PRタイムや動線設計で露出を最大化、事後フォローを即日で回す——この三点で歩留まりが変わります。
注意:費用や人数実績は会場・時期で変動します。数値はあくまで一般的な目安です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
出展費用の相場と料金プラン

費用の考え方は、エリア×ブースサイズ×開催日数×オプションの掛け算。一般ブースは30万円台から、都市部の大型フェアや大型ブースでは倍近いレンジになることも珍しくありません。2日間連続の回は、基本的に1日分の概算2倍と見ておくと計画が立てやすいです。ここに企業PRタイムやパンフ同梱、専用面接ブース、ブース位置(入口付近など)といったオプションを足していくイメージですね。
実務では、「かけた費用がどれぐらいの面談や内定に変換されたか」を、1人当たり採用単価(CAC)で見ます。例えば50万円の出展で2名決まれば1人25万円。人材紹介の紹介料(年収の20〜35%が一般的)と比べる判断材料にもなります。もちろんフェアは一次接点なので、当日〜48時間以内の連絡速度と、面接の空き枠確保が成果を分けます。
費用レンジ(あくまで一般的な目安)
| 要素 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 一般ブース(地方) | 30〜40万円 | 会場規模により上下 |
| 一般ブース(都市部) | 50〜60万円 | 来場者規模と露出が増 |
| 大型ブース | 一般の約2倍 | 視認性・導線確保に有利 |
| 2日間開催 | 1日分の約2倍 | 運用体制の確保が鍵 |
| オプション | 数万〜数十万円 | PRタイム、面接ブース、同梱等 |
補足:弊社サイトでもマイナビの料金設計と運用のコツを解説しています。マイナビ求人掲載費用を抑えるコツ(媒体横断の相場観と初動チューニング)をご参照ください。
金額・仕様は開催回により異なります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
開催日程とエリアの選び方

計画の第一歩は「どのエリア・どの時期に、どんな人に会いたいか」を明確化すること。北海道から沖縄まで広く開催されるので、自社の採用ピークと面接稼働の空き、さらに競合が採用を強める時期を掛け合わせ、優先順位を決めます。都市部は回数も規模も大きいぶん、露出は取りやすいが競争も激しめ。地方は着席あたりの濃度が上がりやすい一方で、母数に限りがあります。
私がよく提案するのは、「ハブ都市+近接エリア」の波状展開。例えば大阪→神戸→京都と連続で打つと、面接の空き枠や案内を共通化でき、運用の再現性も上がります。また、配属先の勤務地半径を意識するのも大切。通勤可否の壁は、内定承諾率に直結します。さらに学校・資格試験・業界イベントのスケジュールも、来場者の波を作る要因です。
日程決めのチェックリスト
・面接官の稼働を十分に確保できるか(翌週〜2週間の空き)
・競合の採用強化タイミングと被っていないか
・配属先の勤務地からの通勤圏を満たすエリアか
・PRタイムの有無と実施枠の時間帯が合うか
最新の開催在庫・仕様は流動的です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
申し込み方法と出展手続き

申し込み自体はシンプルですが、スピードと正確さが命。公式の問い合わせフォームから希望エリア・時期・募集職種・採用人数などの基本情報を送付し、担当と要件を擦り合わせます。以降は契約・請求の流れと並行して、掲載情報(会社情報・求人票・ビジュアル素材)の締切を逆算。ここで原稿の叩き台が遅れると、当日の配布物やブース装飾まで遅延してしまいます。
内部プロセスとして、決裁ラインの確認と法務・広報チェックを早めに回しておくとスムーズ。コピーや写真は、転用可否や著作権まわりを整理しておくと当日の掲示も安心です。さらに応募フォームの準備(採用管理システムやスプレッドシート連携)も同時に仕込んでおくと、当日の名寄せや事後フォローがスピーディに転がります。
準備物リスト(抜粋)
・会社パンフ、職種説明資料、選考フロー案内
・ブース装飾(社名パネル、キービジュアル、ポスター)
・端末、QR(エントリー誘導、面接日程調整用)
・当日台本(5分版/10分版)、想定問答集
参加予約から当日の流れ解説
当日は開始1〜2時間前に入って設営。入口から幹線通路への視認性をまず確保します。次に、最も来場者が増える山(昼前〜午後イチ・PRタイム後)に合わせて、呼び込み要員と説明要員を厚めに配置。説明は5〜7分のショート台本を基本に、相手の興味関心に応じて10〜12分版に切り替えます。回遊中の立ち止まりを作るには、冒頭15秒の“あなた向けのメッセージ”が鍵です。
スクリーニングは3問程度に圧縮し、「次に何が起きるか」を必ず明言。例:「本日15分のカジュアル面談→明日以降の一次面接枠をご案内します」。面接ブースがある会場は15分刻みでスロットを引き、2レーン運用に。QRでのエントリー誘導は、応募フォームの入力摩擦(必須項目の最小化、スマホUI)を徹底的に削ります。
当日の型(私の現場メモ)
・入口〜幹線通路の動線でキャッチコピーを一貫させる
・5〜7分のショートトーク台本と10〜12分版を用意
・スクリーニング質問は3問に圧縮し次アクションを即提示
・面接ブースがある会場は15分刻みでスロット設計
効果を分けるのは事後フォローの速度です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
東京大阪など都市部の料金傾向

都市部は来場者規模も企業数も大きく、露出は得やすいが単価は上振れがち。ここでの肝は、面談化率と次回面接即セット率でROIを見切ること。単純な着席数だけを追うと費用対効果がブレます。私は、都市部ではPRタイムの脚本を磨き込み、終了直後の「ブース直行導線」(掲示・アナウンス・スタッフの立ち位置)をセットで作り込みます。
地方は単価が比較的抑えやすく、会話の密度が上がりやすい反面、母数が限られます。そのため、近接エリアの連続出展で打席を確保し、「当日面談→翌日の一次面接」の流れをテンプレ化。これにより、都市部・地方それぞれの強みを活かしながら全体の歩留まりを均すことができます。
会場特性は回によって差があります。金額・仕様はあくまで一般的な目安。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
マイナビ転職フェア出展はライノワークスへ
ここからは、私たちライノワークスがどのように設計・運用し、現場で成果を出してきたかをご紹介します。媒体知見だけでなく、元人事としての選考オペまで踏み込んだ並走が強みです。会社案内とサービス全体像も合わせてご覧ください。
出展準備とブース装飾のコツ

訴求軸は「期待値」「配属」「初期ミッション」
装飾は派手さよりも「見て、理解して、座りたくなる」設計が正解です。遠目で社名とキャッチ、近距離で訴求3点(事業の伸び・職務の面白さ・人と文化)、着席で職務の解像度(配属部署、初期ミッション、評価の物差し)を提示。パンフはA4二つ折りで、“なぜ今募集しているのか”まで1面でわかる構成に。写真はオフィスの実景と現場メンバーの笑顔、そしてプロダクト・顧客接点を必ず1カット入れます。
台本は、オープニング15秒→会社の存在意義60秒→事業と数字90秒→職務と期待値90秒→選考導線30秒の計5分版を基準に、10分版では事例を1つ追加。想定問答は「年収レンジ」「働き方」「評価と昇給」「入社後のオンボーディング」「配属の決め方」を最低限そろえます。座席の配置は、「話し手1・書記1・呼び込み1」で三角形に立体的な動線を作ると滞留が減りますよ。
装飾や資料の詳細設計は、弊社の媒体運用ノウハウ記事も参考にどうぞ:求人広告掲載料の相場と費用対効果の考え方。
配布物に入れるべき3点
・入社後3か月と6か月の期待成果(定量)
・配属部署の仕事のリズムとKPI例
・一次面接までの具体的なステップと所要時間
企業PRタイム等オプション活用

PRタイムは“人だかり”を作れる数少ない機会。ここで響くのは、「誰のどんな課題を、どう解決している会社か」を端的に語ること。イントロ30秒は、あなたの業界で起きている変化と、会社が選ばれる理由を一言で。事業説明は事例を1つ、数字と顧客の声を短く添えます。文化は、評価基準や失敗の許容度、オンボーディングの実例を1分半で。職務は具体的な1日の流れと初期ミッション。締めは「この後、ブースで5分の会社説明→希望者は15分のカジュアル面談」まで一気通貫で案内します。
面接ブースを使える会場では、15分×2レーンでまわすのが理想。片方は新規、もう片方は深掘り用。資料同梱は「よくある迷い別Q&A」型にして、年収レンジ/働き方/評価と昇給/配属と異動/キャリアパスを1枚で明快に。PRタイム後の30分は着席が跳ねやすいので、呼び込みを増員し、「並んでいる間に面接枠を仮押さえ」できる運用にすると回転率が上がります。
各オプションの仕様・料金は会場により異なります。記載は一般的な目安です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
転職フェア比較と効果の見極め方
フェアはそれぞれ母集団の色合いが違います。マイナビ転職フェアは20代〜30代前半の来場が厚く、総合回は職種の幅が広い。一方、職種特化回やEXPOは「広く浅く」よりも「狙い撃ち」で刺さります。doda、type、Re就活なども含め、ターゲット×時期×エリアで出し分けるのが王道。例えば「若手セールスの大量採用」なら総合回+PRタイムのセット、「ミドルのエンジニア」なら職種特化回+事前スカウトの組み合わせ、といった具合です。
効果の見極めは、着席数→面談化率→一次化率→内定率→入社のファネルで。比較のときにやりがちなのが「着席数の多さ=勝ち」という誤認。大事なのは、一次面接に進んだ人数と質、そして内定・承諾までのスピード感です。媒体ごとに強い年齢層や職種レンジがあるので、求人広告(Web)とフェア(リアル)の併走で、露出面と温度感の両輪を回すのが、最終的にはコスパが良いかなと思います。
オンライン開催情報と参加可否

対面が主流ですが、状況によりオンライン企画が走ることもあります。オンラインで重要なのは、「面談までの摩擦をどれだけ減らせるか」。事前アンケートは5問以内、面談予約は2タップ、資料はスマホ最適化。カレンダー連携で面接候補をその場で提案できると、離脱が減ります。対面よりも熱量を測りにくいので、「話した直後の合意」(次の面接日・宿題・社内面談の指名)を明文化しましょう。
一方でオンラインは地理制約がなく、全国の候補者に短時間で会えるのが強み。地方採用や在宅・フルリモート職種では相性が良いです。選考パスも、書類→オンライン面談→現地一次面接→最終のように組み替えると効率が出ます。方式や開催可否は流動的なので、最新情報の確認は忘れずに。なお、労働市場全体の動向を掴むには一次統計のチェックが役立ちます(出典:総務省統計局「労働力調査」)。
まとめ:元人事が語るマイナビ転職フェア活用術|内定率が上がる設計
結論:マイナビ転職フェアの価値は、「会える」「見極められる」「口説ける」を1日で回せる点。成功確率を上げるには、要件定義→原稿設計→動線と脚本→当日運用→即フォローを一気通貫で設計することです。準備段階でターゲット像と期待値を言語化し、PRタイムとブース台本は数字(入社後KPI)で締める。当日は山に人員を寄せ、面接枠は先に空け、48時間以内のフォローを徹底。これだけで歩留まりは大きく変わります。
ライノワークスの並走メニュー(抜粋)
| フェーズ | 支援内容 |
|---|---|
| 要件定義 | Must/Want分解、ペルソナと訴求軸の策定 |
| 原稿設計 | 見出しAB/本文AB、写真3点構成、CTA設計 |
| 当日運用 | 台本・配置・声かけ導線、PRタイム脚本、面接ブース運用 |
| 事後フォロー | 即日連絡テンプレ、面接カレンダー運用、歩留まり改善 |
相談はカジュアルでOKです。まずは課題と時期感を教えてください。ライノワークスに問い合わせる。
よくある質問(FAQ)
実務で頻繁にいただく質問を、判断基準とあわせてまとめました。会場・期ごとに条件が変わる項目は、あくまで一般的な目安としてお読みください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
費用はいくらか、どのプランが最適か
ざっくりの目安は、地方の一般ブースで30〜40万円、都市部の一般ブースで50〜60万円、大型ブースは概ね2倍。2日間開催はおおむね1日分の2倍。ここにPRタイムや同梱、面接ブース、位置オプションなどを足し引きします。大事なのは、金額そのものではなく、「使った費用が何人の一次面接・内定に変換されたか」。私は案件ごとに、面談化率・一次化率・内定率を前提に、期待採用単価を逆算して判断しています。
プラン比較の見方(例)
| 項目 | 一般ブース | 大型ブース |
|---|---|---|
| 視認性 | 中 | 高 |
| 着席数 | 中〜高 | 高 |
| 単価 | 中 | 高 |
| 適性 | 指名採用少数〜中規模 | 大量採用・複数職種 |
記載は一般的な目安です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
申し込み方法と締切、間に合う段取り
申し込みは、公式フォーム→担当と要件擦り合わせ→契約→掲載情報作成という流れ。人気会場は早期に枠が埋まるので、2〜3か月前の初動がおすすめです。掲載情報や配布物の締切が想像以上に早いことも多いので、社内承認(法務・広報・決裁)を前倒しで進めると安心。原稿・写真・QRフォームを同時並行で作り、面接官のカレンダーを先に空けるのがポイントです。
間に合わせる段取り術
・要件定義の雛形を先に配布(配属・期待値・KPI)
・写真撮影は社内で即日実施(スマホでも可)
・QRフォームは必須3項目で公開し先行運用
・台本と想定問答は採用・現場・広報で共同編集
来場者層と職種の傾向、適する企業像
体感として、来場者は20代〜30代前半がボリュームゾーン。営業・販売・事務・ITエンジニア・施工管理・カスタマーサクセスなど、社会人経験3〜10年の層が厚いです。若手人材をスピーディに採用したい企業とは相性抜群。一方で、ハイレイヤーの管理職や希少職のスペシャリストをピンポイントで狙う場合は、人材紹介・スカウト・限定イベントの併用を推奨します。母集団の性質を見極めたうえで、フェアに求める役割を明確にしましょう。
また、“雰囲気採用”の相性確認にもフェアは強いです。現場メンバーがブースに立ち、日々の仕事や評価の物差し、オンボーディングのリアルを語ることで、ミスマッチが減ります。人柄・カルチャーフィットの一次見極めを前倒しできるのは、広告では得がたい価値ですよ。労働市場の基礎データは公的統計で確認しておくと設計に厚みが出ます(出典:総務省統計局「労働力調査」)。
転職フェア比較と出し分けのコツ
比較の軸は3つ。1) 来場者の年齢・経験レンジ、2) エリアと回数、3) 価格とオプション。マイナビ転職フェアは若手の厚みと露出の作りやすさが強み。dodaやtype、Re就活なども、それぞれ得意なレンジがあります。私は、媒体を横断しても評価指標を統一(着席→面談→一次→内定→入社)し、最低でも3回分のデータで判断するようにしています。単発の好不調に左右されないためです。
また、求人広告×フェアの併走はやはり強い。広告で予習→フェアで会う→即面接化、またはフェアで会う→広告経由で応募→ATSに流す、といった導線を用意しておくと、どちらの母集団も生きてきます。職種によっては特化回の方がコスパが良いケースもあるので、半年スパンのロードマップで検証するのがコツです。
効果測定と再現性のつくり方
計測なくして改善なし。私が回しているテンプレは、着席数→面談化率→一次化率→内定率→入社の5段階で、各ステップに“施策ラベル”を付与します。例えばPRタイム後の着席、呼び込みスクリプトA/B、ショート台本のバージョンなど。週次で集計し、次回面接の即セット率を主KPIに置いて改善を回します。これだけでも、数回で歩留まりが明確に上がります。
加えて、48時間以内のフォローSLA(一次連絡は当日、面接候補は翌営業日午前まで)を敷くと、辞退率が目に見えて下がります。メールテンプレは「感謝→要点再掲→面接候補→補足資料→締め」の5行構成。ATSやカレンダーツールと連携して、No show対策の前日SMSも効果的です。定性的なフィードバックは、面接官コメントの粒度を統一して比較可能にするのがコツですよ。
執筆者プロフィール
株式会社ライノワークス 運営責任者 犀川。元人事(新卒年間100名・中途年間50名の採用運用を統括)。媒体運用とイベント出展を両輪で設計し、原稿と当日オペ、面接導線まで一気通貫で改善するのが得意です。会社情報もご覧ください。
本記事の料金・仕様は時期や会場により変動します。記載の金額・サービス内容はあくまで一般的な目安です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
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